なつみかん(NATSU-MICAN)

release ver.3.1(20010206)

スターティングガイド

ここでは、「なつみかん」ダウンロード後、設置のために最初に行うこと等を記してあります。
「クイックスタート(UNIX, Windows)」は、ダウンロードしたばかりの「なつみかん」を、とりあえず動かすための方法について解説します。
「info.cgi(SSI)、nmp.cgi(CGI)の設置(UNIX)」は、これらのスクリプトをCGI、SSIとして設置する際の最低限の設定方法を説明しています。
「ディレクトリ&ファイル構成」は、ダウンロードした「なつみかん」に同梱されているファイルの説明です。

誠に申し訳ないのですが、ここに記載してある項目について一つでも理解できず、かつ、それについて独学で勉強する気の無い方は「なつみかん」の設置をあきらめて下さい。ここに記載されていることに関するご質問には一切お答えいたしません。


クイックスタート(UNIX)

  1. まず、Perlのバージョンを確認します。
    /usr/local/bin/perl -v
    でバージョン情報などが表示されます。
    このバージョンが5.004以上であれば、一応動作します。おすすめは5.005以上です。
    もしバージョンが5.004以下でしたら、他のPerlを探してみるか、インストールするか、管理者にインストールをお願いしてみて下さい。
  2. 次に、ダウンロードした「なつみかん」を適当な場所で解凍します。解凍は、
    tar xvzf natsu3.1.tar.gz
    でできると思います。
    解凍が完了すると、natsu3.1と言うディレクトリができており、その下に「なつみかん」の関連ファイルとディレクトリが展開されています。
    同梱されているファイルについては下記「「なつみかん」ディレクトリ&ファイル構成」をご覧下さい。
    なお、ディレクトリ名はご自由にお変え下さい。
  3. 「なつみかん」のディレクトリ(ここでは「natsu」とします)に移動し、まず、ファイルやディレクトリのパーミッションを変更します。
    ファイルで必要なのは、「bin/nm.pl」のパーミッションを744にすることです。
    ディレクトリで必要なのは、「tmp」ディレクトリのパーミッションを777にすることです。
  4. 「NKF.pm」「Jcode.pm」「jcode.pl」のいずれかが入っているかを確認します。「なつみかん」はこれらのいずれかがないと動作しません。
    入っていない場合はそのマシンにインストールするか、「なつみかん」のディレクトリ下の「lib/」ディレクトリに入れておけば動作します。
  5. その後、bin/ディレクトリに移動し、「nm.ph」を編集します。
    このファイルはPerlに準じた書式で記述されます。
    1. 「共通設定($nm::cf)」の「$os」に、「なつみかん」を動作させるマシンのOSの種別を入れておきます。UNIXであれば「unix」です。
    2. 「共通設定($nm::cf)」の「$url」は、「なつみかん」のサイトのURLを入れておきます。サイトを公開していない場合でも、自分の身分証明をしておくのが礼儀です。
    3. 「共通設定($nm::cf)」の「$base」には、「なつみかん」の動作の基準となるディレクトリを絶対パスで入れておきます。(例:/home/hoge/public_html/natsu/)
      ここをきちんと設定しないと正常に動作しないのでご注意下さい。
    4. 「共通設定($nm::cf)」の「$gzip」にはLIRS出力で使うgzipの場所を指定します。コマンドラインで
      which gzip
      のようにすれば、場所がわかると思います。
    5. 「htmlrender::htmlrender設定」の「%html」には、「なつみかん」が最終的に出力するHTMLファイルと、その元となるHTMLファイルを指定します。
      ここはPerlの配列の指示方法と一緒で、「"index.shtml"=>"base.html"」のように、出力するファイル名・元のファイル名、とします。複数ある場合は同様の形式を一区切りとして、それをカンマで区切ります。
  6. そして、bin/ディレクトリ下の「base.html」(HTML出力する際のテンプレートとなるHTML)を編集します。
    このファイルは、原則としてHTMLですが、「なつみかん」によって読まれて一部改変されるので、置換指定子を埋め込むことができます。
    1. <!--NATSUMICAN_OUTPUT:%ext%/natsumican.lirs-->
      を使うと、HTMLのその部分に「%ext%/natsumican.lirs」というLIRSファイルを読み込み、そのままの順序でHTML化して出力します。
      また、
      <!--NATSUMICAN_SORT_OUTPUT:50:%ext%/natsumican.lirs-->
      を使うと、HTMLのその部分に絶対パス「%ext%/natsumican.lirs」というLIRSファイルを読み込み、ソートして上から50個だけHTML化して出力します。
      NATSUMICAN_OUTPUT、NATSUMICAN_SORT_OUTPUTとも置換指定子が使えます。%ext%はnm.phで指定した$nm::cf::extのディレクトリに、%base%は$nm::cf::baseのディレクトリに置換されます。
  7. 最後に、bin/ディレクトリ下の「remote.cfg」「sites.lirs」を編集します。
    これらファイルはLIRS形式に準じた形で記述されています。そのため、内容で「,」を使用する際は必ず「\,」のようにエスケープしてご記入下さい。
  8. まず、リモート取得元の指定です。「remote.cfg」を編集します。リモート取得元の設定書式は下記のようになっています。
    REMOTE,リモート元指示記号,リモートサイト名,リモートサイトURL,ローカル保存ファイル名,リモート情報取得元ファイルURL,誤差/時差(秒),
    たとえば、こんな感じで指定してみましょう。
    REMOTE,<A HREF="http://amano.hauN.org/">a</A>,天野アンテナ,http://amano.hauN.org/,r_amano.lirs,http://amano.hauN.org/natsumican.lirs.gz,32400,
  9. 次に、更新時刻情報を取得するターゲットサイトの指定です。「sites.lirs」を編集します。設定書式は下記のようになっています。
    LIRS,0,0,誤差/時差(秒),0,URL,タイトル,管理者名,0,実際に時刻情報が取れるURL,時刻情報を参照できるキー(正規表現使用可),URL後に付ける数列の形式,その他の情報(必要に応じて),(\r)\n
    ここはこんな感じで指定してみましょう。
    LIRS,0,0,32400,0,http://aniki.hauN.org/i/,ただよう記憶,ひや,0,,,?%MM%%DD%%HH%%TT%,はう電,
  10. 以上で、とりあえず動作させるだけの設定は完了です。
    試しに「なつみかん」のディレクトリ(natsu/)に移動し、コマンドラインで下記のように指定して実行してみて下さい。
    bin/nm.pl
  11. どうでしょうか。「なつみかん」が動作して、指定した場所にHTMLファイルとLIRS形式のリモートファイルが出力されているでしょうか。
    これでしっかり動くようでしたら、「設定リファレンス」を参照しながら取得サイトやリモート取得元の追加、HTMLの書き直しなどをして、さらなるカスタマイズをすすめてみて下さい。

info.cgi(SSI)、nmp.cgi(CGI)、re.cgi(CGI)の設置(UNIX)

info.cgi(SSI)設置方法

  1. まず、natsu/ディレクトリ下の「info.cgi」を直接編集します。
    ここで「$headfile」にbin/nm.phファイルを指定しておかないと正常に動作しません。
  2. その後、info.cgiのパーミッションを755にします。
  3. 次に、bin/ディレクトリに移動し、「nm.ph」を編集します。
    1. 「info.cgi設定($nm::cf::info)」の「$tgthtml」は、「$deffsize」でサイズを測る対象ファイルです。
      通常は出力元のHTMLファイルを指定しておけばいいでしょう。
    2. 「$deffsize」には、「なつみかん」が最終的に出力するHTMLファイルの最低サイズをバイト数で指定しておきます。
      通常は、出力元のHTMLファイルの容量よりちょっと多めに指定しておけば問題無いでしょう。
  4. 最後に、bin/ディレクトリ下の「base.html」(HTML出力する際のテンプレートとなるHTML)を編集します。
    HTML中の「info.cgi」について書かれているSSI記述部分、
    <!--#exec cmd="/home/hoge/public_html/natsu/bin/info.cgi"-->
    には、「info.cgiのある絶対パス名」を指定します。
    たまにSSIのexec命令を禁止しているサーバーもあります。この場合は、
    <!--#include virtual="info.cgi"-->
    のようにすると動くかもしれません。
  5. 以上で、とりあえず動くようにはなったはずです。
    試しにSSIを埋め込んだHTMLを元にして「なつみかん」が出力したHTMLを表示させてみてください。
    どうでしょうか?インフォメーションが表示されるようになりましたか?

「なつみかん」パーソナライズシステムnmp.cgi(CGI)設置方法

  1. まず、natsu/ディレクトリ下の「nmp.cgi」を直接編集します。
    ここで「$headfile」にbin/nm.phファイルを指定しておかないと正常に動作しません。
  2. その後、nmp.cgiのパーミッションを755にします。
    また、後で説明する「$nmpdir」で指定したディレクトリのパーミッションを777にしてください。
  3. 次に、bin/ディレクトリに移動し、「nm.ph」を編集します。
    1. 「nmp.cgi設定($nm::cf::nmp)」の「$nmpdir」は、「なつみかん」パーソナライズシステムのデータを保管しておくディレクトリです。
      デフォルトの「$nm::cf::base.'nmp/'」でも問題ないかと思いますが、パスワードファイルや非購読設定ファイルなどが保存されるので、念のため変えておいた方がセキュリティ上安全だと思います。
    2. 「nmp.cgi設定($nm::cf::nmp)」の「$passwdfile」では、パスワードを保管しておくファイル名を指定します。
      デフォルトの「$nmpdir.'.passwd'」でも問題ないかと思いますが、念のため変えておいた方が安全でしょう。
    3. 「$basefile」には「なつみかん」パーソナライズシステムが参照するテンプレートのHTMLを指定します。
      ここで指定するHTMLは、一度「なつみかん」(のhtmlrender::htmlrender)を通して(%nm::cf::html::htmlに指定)出力されたものの方が良いでしょう。
  4. 最後に、HTML出力する際のテンプレートとなるHTMLを編集します。
    前述の通り、「なつみかん」(のhtmlrender::htmlrender)で置換される置換指定子を仕込んである場合は、一度「なつみかん」を通して出力させてください。
    ただしこの場合、実際に編集するHTMLは、「なつみかん」を通す前のものです。
    デフォルトの設定ではbin/ディレクトリ下の「basep.html」になっています。
    1. <!--NATSUMICAN_P_SORT_OUTPUT-->
      を使うと、HTMLのその部分にHTML化して出力します。
      また、
      <!--NATSUMICAN_P_SORT_OUTPUT-->
      を使うと、HTMLのその部分にHTML化した上でソートして出力します。
  5. 以上で、とりあえず動くようにはなったはずです。
    試しにnmp.cgiを実行してみてください(「なつみかん」のhtmlrender::htmlrenderを通す場合は一度「なつみかん」を実行させた後に試してください)。
    どうでしょうか?パーソナライズシステムのページが表示されましたか?
    ここで自分の購読日記を登録してみたり、「$nmpdir」で指定したディレクトリ下を見たりして、きちんと動作しているか試してみてください。

更新時刻通知受信システムre.cgi(CGI)設置方法

  1. まず、natsu/ディレクトリ下の「re.cgi」を直接編集します。
    ここで「$headfile」にbin/nm.phファイルを指定しておかないと正常に動作しません。
  2. その後、re.cgiのパーミッションを755にします。
  3. 次に、bin/ディレクトリに移動し、「nm.ph」を編集します。
    1. 「共通設定($nm::cf)」の「$re」は、受け取った更新時刻通知情報を保存するファイル名です。
      通常は$tmpディレクトリ下に適当なファイル名を付けておけばよいでしょう。
    2. 「@ua」には、更新時刻通知情報が送られてきたとき、受信を許可する相手プログラムのUser Agentを指定します。
      User Agentにこのリストにある文字列を含んでいる通信相手のみを、更新時刻通知対象とします。
      通常は標準状態で問題ないと思いますが、今後同様のシステムが増えてきた場合、ここに追記していく必要があります。
    3. 「@denyserver」「@allowserver」に、更新時刻通知情報の受信を許可/禁止する相手サーバー名・ドメイン名を指定します。
      攻撃されたり不正に更新時刻を吊り上げられたりするのを避けるために、更新時刻を通知してくる相手を特定しておいたほうがいいです。
  4. 以上で、とりあえず動くようにはなったはずです。
    あとは更新時刻情報が通知されるまでじっと待ちましょう:-P

クイックスタート(Windows)

UNIX以外のOSでの動作は、(Windowsでは確認しましたが)一応動作保証対象外とします。これについてのご質問はお答えしかねます。
また、MacintoshなどでもPerlはありますが動作確認していません。
ここでは、Windowsマシンをサーバーにしての、Webをベースとした公開については考慮していません。

  1. まず、Perlのバージョンを確認します。プログラムへのパスが通っていれば、
    perl.exe -v
    でバージョン情報などが表示されます。
    このバージョンが5.004以上で、ActivePerl build 522以上であれば動作します。
  2. 次に、ダウンロードした「なつみかん」を適当な場所で解凍します。LHAアーカイブになっていますので、適当な場所でnatsu3.1.lzhを解凍して下さい。
    解凍が完了すると、natsu3.1と言うディレクトリができており、その下に「なつみかん」の関連ファイルとディレクトリが展開されています。
    同梱されているファイルについては下記「「なつみかん」ディレクトリ&ファイル構成」をご覧下さい。構成及び文字コード・改行コードはnatsu3.1.tar.gzと同じです。
    なお、ディレクトリ名はご自由にお変え下さい。
  3. 「Jcode.pm」「jcode.pl」のいずれかが入っているかを確認します。「なつみかん」はこれらのいずれかがないと動作しません。
    入っていない場合はそのマシンにインストールするか、「なつみかん」のディレクトリ下の「lib/」ディレクトリに入れておけば動作します。
  4. Windows版gzipをhttp://www.gzip.org/などからダウンロードし、「なつみかん」のディレクトリ下、「bin\」ディレクトリに「gzip.exe」というファイルを移します。
    Windows版gzipがないと、リモートアンテナで提供されているgz圧縮LIRSのファイルを使うことができません。また、結果出力時にgz圧縮LIRSを生成することもできません。
  5. その後、bin\ディレクトリ下の「nm.ph」を編集します。
    このファイルはPerlに準じた書式で記述されます。bin\ディレクトリ下の「nm_win.ph」も参考にしてみて下さい。
    1. 「共通設定($nm::cf)」の「$os」に、「なつみかん」を動作させるマシンのOSの種別を入れておきます。Windowsであれば「win」です。
    2. 「共通設定($nm::cf)」の「$url」は、「なつみかん」のサイトのURLを入れておきます。サイトを公開していない場合でも、自分の身分証明をしておくのが礼儀です。
    3. 「共通設定($nm::cf)」の「$base」には、「なつみかん」の動作の基準となるディレクトリを絶対パスで入れておきます。(例:/Perl/natsu/)
      ドライブについては後述の「nm_win.bat」で設定すればよいので、ここではディレクトリだけ入れておきます。
      ここをきちんと設定しないと正常に動作しないのでご注意下さい。
    4. 「共通設定($nm::cf)」の「$gzip」にはLIRS出力で使うgzip.exeの場所を指定します。「なつみかん」のディレクトリ下、「bin\」ディレクトリにgzip.exeをコピーしたのでしたら、
      $gzip = 'gzip.exe';
      で動作すると思います。
      ディレクトリ区切りには「\」を使わず「/」を使って下さい。でないと誤動作します。
    5. 「htmlrender::htmlrender設定」の「%html」には、「なつみかん」が最終的に出力するHTMLファイルと、その元となるHTMLファイルを指定します。
      ここはPerlの配列の指示方法と一緒で、「"index.shtml"=>"base.html"」のように、出力するファイル名・元のファイル名、とします。複数ある場合は同様の形式を一区切りとして、それをカンマで区切ります。
  6. 次はbin\ディレクトリ下の「nm_win.bat」をパスの通ったディレクトリにコピーし、編集します。
    このファイルはバッチファイルです。
    1. 「PERL」は、使用するPerlの位置を指定します。
      プログラム「perl.exe」をドライブ名からフルパスで書いて下さい(例:c:\perl\bin\perl.exe)。
    2. 「DRIVE」は、「なつみかん」の動作の基準となるドライブを入力します(例:d:)。
      ここをきちんと設定しないと正常に動作しないのでご注意下さい。
    3. 「DIR」は、「なつみかん」の動作の基準となるディレクトリを絶対パスで入れておきます。先の「nm.ph」で指定した「共通設定($nm::cf)」の「$base」と同じです。
      ここをきちんと設定しないと正常に動作しないのでご注意下さい。
  7. そして、bin\ディレクトリ下の「base.html」(HTML出力する際のテンプレートとなるHTML)を編集します。
    このファイルは、原則としてHTMLですが、「なつみかん」によって読まれて一部改変されるので、置換指定子を埋め込むことができます。
    1. <!--NATSUMICAN_OUTPUT:%ext%/natsumican.lirs-->
      を使うと、HTMLのその部分に「%ext%/natsumican.lirs」というLIRSファイルを読み込み、そのままの順序でHTML化して出力します。
      また、
      <!--NATSUMICAN_SORT_OUTPUT:50:%ext%/natsumican.lirs-->
      を使うと、HTMLのその部分に絶対パス「%ext%/natsumican.lirs」というLIRSファイルを読み込み、ソートして上から50個だけHTML化して出力します。
      ディレクトリ区切りには「\」を使わず「/」を使って下さい。でないと誤動作します。
      NATSUMICAN_OUTPUT、NATSUMICAN_SORT_OUTPUTとも置換指定子が使えます。%ext%はnm.phで指定した$nm::cf::extのディレクトリに、%base%は$nm::cf::baseのディレクトリに置換されます。
  8. 最後に、bin\ディレクトリに移動し、「remote.cfg」「sites.lirs」を編集します。
    詳細は前章のUNIXのところとまったく同じですので、そちらを参考にして下さい。
  9. 以上で、とりあえず動作させるだけの設定は完了です。
    試しにコマンドラインで下記のように指定して実行してみて下さい。nm_win.batのカレントディレクトリにいるか、nm_win.batがパスの通ったディレクトリにあると、ちゃんと動作するはずです。
    nm_win.bat
  10. どうでしょうか。「なつみかん」が動作して、指定した場所にHTMLファイルとLIRS形式のリモートファイルが出力されているでしょうか。
    これでしっかり動くようでしたら、「設定リファレンス」を参照しながら取得サイトやリモート取得元の追加、HTMLの書き直しなどをして、さらなるカスタマイズをすすめてみて下さい。

「なつみかん」ディレクトリ&ファイル構成

$nm::cf::base(natsu3/:755)
「なつみかん」の実働に使うディレクトリです。
動作に必要です。
info.cgi(755がおすすめ)
「なつみかん」の動作状況モニタリングSSIです。Perlのスクリプト(テキストファイル)です。
HTML出力モジュールで出力されるHTML(通常日の目を見るHTML)にSSIとして埋め込んで使用します。
使用する際はテキストエディタで編集し、設定ファイルのある場所($headfile)の指定だけ変えてください。
必ずしも必要ではありませんが、あると面白いです(ぉ
nmp.cgi(755がおすすめ)
「なつみかん」パーソナライズシステムCGIです。Perlのスクリプト(テキストファイル)です。
アンテナ利用者ごとに読むサイト・読まないサイトを設定できるシステムです。
使用する際はテキストエディタで編集し、設定ファイルのある場所($headfile)の指定だけ変えてください。
必ずしも必要ではありませんが、あると面白いです(汗;
re.cgi(755がおすすめ)
「なつみかん」更新時刻通知受信システムCGIです。Perlのスクリプト(テキストファイル)です。
古今東西」など、更新時刻を「なつみかん」に通知する機能を持つシステムなどから送られてきた更新時刻情報などを受信するためのCGIです。
使用する際はテキストエディタで編集し、設定ファイルのある場所($headfile)の指定だけ変えてください。
必ずしも必要ではありませんが、あると面白いです(汗;

$nm::cf::bin(natsu3/bin/:755)
「なつみかん」の実行ファイル(nm.pl)や設定ファイル(nm.ph、remote.cfg、sites.lirs)、元HTMLファイル(base.html)等を格納しておくディレクトリです。
動作に必要です。

nm.pl(755がおすすめ)
「なつみかん」の主実行ファイルです。Perlのスクリプト(テキストファイル)です。
このファイルの中で実際に実行する関数や実行する順序を指定します。必要に応じて書き換えて下さい(Perlの知識orプログラムの知識が少々必要)。
動作に必要です。
nm.ph
「なつみかん」の環境ごとの設定です。詳細はドキュメントあるいはファイル内のコメントを参照して下さい。
必要に応じて書き換えて下さい(Perlの知識orプログラムの知識が少々必要)。
動作に必要です。
remote.cfg
利用するリモート情報を記入しておきます。
必要に応じて書き換えて下さい。
一応動作に必要です。
sites.lirs
取得するサイトの情報を記入しておきます。
必要に応じて書き換えて下さい。
一応動作に必要です。
base.htmlbase_get.htmlbase_parse.html
HTMLとして書き出す際の元となるHTMLファイルです。
必要に応じて書き換えたり、差し替えたりして下さい。
一応動作に必要です。
nm_win.ph
Windowsで「なつみかん」を動かすときの設定サンプルです。
Windows環境下ではこちらの設定ファイルをnm.phに名前変更して使用した方が良いかもしれません。
nm_win.bat
Windowsで「なつみかん」を動かすときに使われるバッチファイルです。
使用する場合はパスの通ったディレクトリに移動させて下さい。
.htaccess
Apacheなどのhttpd(WWWサーバー)の動作を制御するファイルです。ここでは、このディレクトリ下のファイルにはWeb越しにアクセスすることができないよう指定してあります。
必ずしも必要ではありませんが、セキュリティの関係上あった方が良いと思います。逆に、これによって誤動作を起こすようでしたら取り除いてください。

$nm::cf::lib(natsu3/lib/:755)
「なつみかん」のライブラリやjcode.plなどの日本語処理モジュールを格納しておくディレクトリです。
動作に必要です。

nm.pm
「なつみかん」の動作に共通に使われるルーチンを集めたモジュールです。
動作に必要です。
detect.pm
更新時刻取得動作を司るモジュールです。
動作に必要です。
convert.pm
LIRS形式ファイルから他形式ファイルに変換するためのモジュールです。
動作に必要です。
htmlrender.pm
LIRS形式ファイルからHTMLに出力したり、HTMLを操作したりするためのモジュールです。
動作に必要です。
parseLIRS.pm
一つのLIRS形式ファイルから複数のLIRS形式ファイルに、ジャンル分けして分割するためのモジュールです。
動作に必要です。
LIRS.pm
LIRS形式を扱うためのモジュールです。
動作に必要です。
.htaccess
Apacheなどのhttpd(WWWサーバー)の動作を制御するファイルです。ここでは、このディレクトリ下のファイルにはWeb越しにアクセスすることができないよう指定してあります。
必ずしも必要ではありませんが、セキュリティの関係上あった方が良いと思います。逆に、これによって誤動作を起こすようでしたら取り除いてください。

$nm::cf::lib/nm/(natsu3/lib/nm/:755)
「なつみかん」の根幹をなすライブラリが収納されたディレクトリです。
動作に必要です。

files.pm
「なつみかん」でファイル操作をするためのモジュールです。
動作に必要です。
https.pm
「なつみかん」でHTTP通信をするためのモジュールです。
動作に必要です。
times.pm
「なつみかん」で時刻情報を取り扱うモジュールです。
動作に必要です。

$nm::cf::nmp::nmpdir(natsu3/nmp/:777)
「なつみかん」パーソナライズシステムで使用するディレクトリです。
nmp.cgiが使用します。
必ずしも必要ではありませんが、あると面白いです(ぉ

.htaccess
Apacheなどのhttpd(WWWサーバー)の動作を制御するファイルです。ここでは、このディレクトリ下のファイルにはWeb越しにアクセスすることができないよう指定してあります。
必ずしも必要ではありませんが、セキュリティの関係上あった方が良いと思います。逆に、これによって誤動作を起こすようでしたら取り除いてください。

$nm::cf::tmp(natsu3/tmp/:777)
取得したリモートアンテナ情報や、各種テンポラリファイルを一時保管しておくディレクトリです。
このディレクトリ下にあるファイルは、作成・改変されて3時間以上経過すると自動的に削除されます(サブディレクトリ下含む)。$nm::cf::baseなどと同じディレクトリには絶対しないでください。
動作に必要です。

.htaccess
Apacheなどのhttpd(WWWサーバー)の動作を制御するファイルです。ここでは、このディレクトリ下のファイルにはWeb越しにアクセスすることができないよう指定してあります。
必ずしも必要ではありませんが、セキュリティの関係上あった方が良いと思います。逆に、これによって誤動作を起こすようでしたら取り除いてください。

doc(natsu3/doc/)
「なつみかん」の説明書などがあります。
動作には不要です。

natsumican.html
「なつみかん」の概要などが書かれています。
動作には不要です。
natsumican_starting.html
「なつみかん」をダウンロードして最初に確認する事項が書かれたマニュアルです。
動作には不要です。
natsumican_reference.html
「なつみかん」の設定方法や置換指定子などを解説したリファレンスマニュアルです。
動作には不要です。
natsumican_faq.html
「なつみかん」についてのFAQが掲載されています。
動作には不要です。
natsumican_dictionary.html
「なつみかん」やアンテナシステム、HTTPなどについての用語辞典です。
動作には不要です。
natsumican_history.html
「なつみかん」の更新履歴が記されています。
動作には不要です。
natsu.css
上記HTMLのスタイルシート設定ファイルです。
動作には不要です。
LIRS.html
LIRS ver.2.1の仕様書です。
動作には不要です。
cron.txt
「なつみかん」をUNIX上で定時起動するためのcrontabの設定ファイルです。
直接の動作には不要ですが、crontabを使う場合は参考になるかもしれません。

ファイル名横の()内の数字は基本のディレクトリ位置もしくは推奨パーミッションです。記述のないものは+rであれば何でも大丈夫なはずです。
UNIX以外の環境では、パーミッションは関係ありません。


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